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マジックミラー

 

真夜中の ダンスホール

ひとりきり ひとりきり

鏡あわせ 踊る

 

見つめれば 見つめるほど

ぼくだけが ぼくだけが

にじんで うつる

 

マジックミラー、 ずるくないかな?

ぼくだって、 きみを 見ていたいんだ。

 

おどろう、おどろう。

ひとり舞台は、ちょっと さみしい から。

おどろう、おどろう。

鏡から 出て、おいでよ。

 

 

問いかけの 言葉さえも

そのままに そのままに

跳ね返ってくる

 

のぞいたら のぞくほどに

みうしなう みうしなう

ぼくが 消えていく

 

マジックミラー、 その向こう側

みんなして、 どうして 隠れてるの?

 

おどろう、おどろう。

ひとり芝居は もう たくさん、だから。

おどろう、おどろう。

鏡を ほら、すり抜けて。

 

 

おどろう、おどろう。

ひとりぼっち じゃ ないと、教えてよ。

おどろう、おどろう。

鏡に手を 合わせたら…

 

おいでよ、おいでよ、

それは たのしい 夜が、はじまるよ!

おいでよ、おいでよ。

 

ぼくに こたえて、おくれよ。

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