号★外
/体内時計
みんな
「おなじ『今』『現実』 に 生きている」のに
「ちがう『時間』 に 生きている」
ような気がします。
今 目の前に在る『現実』『できごと』よりも
頭の中が 心の中が
『とおい過去』に とらわれたままのひと
『とある感情』を ずっと手放せないままのひと
『とおい未来・夢』を まっすぐにみつめたままのひと
いろんな時間に生きている ひとがいると思います。
みんな ちがう『体内時計』をもっていて、
ひとの間、 出来事の間、 感情の間 に
たくさんの『時差』が あると感じます。
あのとき わからなかった あのひとの 言葉の意味が わかる ような瞬間。
そのとき 湧くことがなかった 喜びや 悲しみを フと感じる ような瞬間。
・・・
いま、 もし
あなたのまわりにいるひと みんなが
『朝がきた!』と 言っていたとしても、
あなたの『体内時計』が 『そう』でなければ
あなたの世界では きっと そうではないと 思います。
/ マジックミラー
向こうに だれがいるのか わからない。
なんにん いるのか わからない。ひとりかも しれない。
だれも いない かも わからない。
ひとりぼっちの自分しか、映らない マジックミラー。
それでも その鏡の向こうに
「きみ」が「いて」、「見ていてくれる」と信じて
おどりつづける ピエロのような主人公…
を うたった、せつない曲です。
テレビも、このパソコンの画面も、あらゆる映像も作品も
『だれかにとって なにかのマジックミラー』で ある気がします。
― 「わたしの朝」 は、まだ だよ。
― マジックミラー、ずるくないかな?
ぼくだって、 きみを みていたいんだ。
この曲【体内時計】と 詞 は、3年前にできました。
「当時の自分」の想いが、時間をこえて
てづくりのCD という形で
いま 皆様にお届けできることに感謝しています。
本当に、ありがとうございます。
※イト奇つうしん…毎月10日に更新、発行予定。
普段はA4用紙裏表分の、いときのカオs…フリースペース。でも今回は 号外なので仕様が ちがうよ!
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